2006年2月14日

マシニスト

久々に映画のエントリー。別に映画を見ていなかったわけではないんだが、物欲の方のエントリーが多くて映画の方まで書けなかった訳。実はそれなりに数を見てるのでおいおい感想を。

今回は『マシニスト』。工場勤務のひたすら痩せている男がどんどんおかしくなって行って、その原因は…みたいな物語。なかなか面白かった。画作りや演出、どれをとっても面白い。全体に流れる、デビッド・リンチ感なんかもたまらない。演出は緊張感があって、最後まで飽きさせない。

ただ、後半がちょっと簡単すぎ。謎だと思わせている部分が大した謎ではなく、実は結構あっさりした物語だということが露呈してしまう。単純なんだよな。そこが特に残念。前半部分を見ていると非常に素晴らしいし、大人の事情があって後半は分かりやすい展開になってしまったのは明らかだから突っ込むのは可哀想かなという気もするけど。
この映画リンチが撮ったら更に面白くなっただろうね。最初から終わりまで全然訳が分からないの(笑)。意味も全くないみたいな。リンチと比べるのはかわいそうだけど、結構面白い映画だけにそうしたくもなる。

でも凡百の映画よりはよっぽど面白いので見る価値はあり。そう言えばリンチの新作が今年公開らしい。楽しみ。