2006年4月22日

夢幻紳士 逢魔篇

諸星大二郎と並ぶ大好きな漫画家、高橋葉介の新刊が出た。もちろん夢幻紳士シリーズだ。このシリーズは夢幻魔実也こと夢幻紳士が、様々な怪奇現象を解き明かして行くといった非常に猟奇的な、まあ強引に言うと江戸川乱歩な世界観を持った漫画だ。

思えばこのシリーズも中学生位からずっと読んでいる。夢幻紳士シリーズには「冒険篇」という、冒険活劇な物語もあるのだが、断然こちらの「怪奇篇」系の方が面白い。中学の時に「怪奇篇」に出会ってすっかりはまってしまった。
この漫画の面白さはその大正ロマンでデカダンな世界観にあると思う。そこに陰惨な化け物(大抵は怨念を持った女)が現れ云々みたいな物語なんだけど、世界観がものすごいしっかりしているので非常に入り込みやすい。魔実也の無敵で冷静なキャラも良いし、画も相当計算されていて最高なんだよね。

変わった漫画を読みたい人は是非。