2006年6月20日

本を読む

本を読む。ここ最近できた習慣だ。若い頃は本なんて読まなかった。一応は読んでたけど、わざと特殊なものばかり数冊といった感じで読んでいた。(若気の至りってやつよ…)何故かここ5年くらい本を読むようになった。

昔は本を読むといえば、高尚な行為で俗的な現代小説なんか読むやつは相当邪道だと思っていた。思えば高校生のときに読んだ本はドストエフスキー、カフカ、芥川等とか嫌味なやつばかりだ。「俺は人とは違うぜ」感を演出したかったのかもしれない。若気の至り…。もちろんそういった本も役に立ったし、若いってそういうことだからよしなんだけど、ここ最近は歳をとったせいか単純に読書を楽しめるようになった気がする。ファン読書(笑)。

大好きなフィリップ・k・ディック、一時期今更はまってた村上春樹(古いやつね)、最近だと東野圭吾が面白いね。思いっきり世の中に乗ってるでしょ?東野圭吾は『白夜行』がすごく面白かったんだけど、試しにNY行くときに買った『パラレルワールド ラブストーリー』ってのも非常に面白かった。
内容は端的に言うと夏目漱石『こころ』だね。親友の恋人に恋をしてしまった研究者である主人公が、もう一つの現実ではその恋人と同棲していた。しかし恋人は突然去って行く。過去と現在が混在していて非常に頭が混乱するんだけど、徐々に謎が解けていく感じとかなかなか面白い。最後も俺好みのせつない内容で久々ヒットですな。

と言うわけで今後しばらくは東野圭吾を読んでみようと思う。

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