おかしな夢
俺は昔から眠りが浅いらしく、夢をたくさん見る。(厳密に言うと人間は毎日必ず夢を見ているらしいが、俺の場合はやたら見た夢を覚えている)その大半は悪夢だ。子供の頃なんて気が狂うかと思うくらいたくさんの夢を見た。
昼寝していたら変な夢を見た。
「俺にいちいち干渉すんじゃねえ!」という叫びからその夢は始まった。すでに半泣きな俺だ。夢の不思議なところは、突然そんなシチュエーションから始まったとしても、妙に辻褄が合っていると思わせるところだ。誰だか良く分からないが、必要以上に俺に干渉してきて、遂に俺が切れたという設定らしい。
変なのはその後。場面は変わり、何故か友達と宝田明が若干俺の心配をしているのだけど、その後に控えた飲み会に行こうと誘ってくる。何とか着いて行こうとする俺だったが、歩みはやたら遅く、気分がものすごい悪い。いつの間にやら場面は地元のデパート、サン蒲田のエスカレーター前になっている。
「先に行ってくれ」実は行って欲しくないんだけど、友達と宝田明にそう言った俺はその場にへたり込む。友達と宝田明はエスカレーターに乗って行ってしまう。
俺は友達と宝田明が再び迎えに来てくれることを期待して、その場でブルーになっている…。
冷静に書いてみると相当変なシチュエーションだ。そもそも俺は人に干渉されるのがとにかく嫌いだ。いるでしょ、「あなたの事が理解したい」とか「あなたの事がもっと知りたい」「あなたの事は私が良く知っている」とかいう態度で接してくる奴。俺にかまうなと言いたいね。そんな事よりもする事があるだろう。他人の心に土足でズカズカ入ってこないで欲しい。俺の事なんてお前には理解できない。そして俺もお前の事なんて理解できないし、しようとも思わない。
人間が分かり合えるなんて幻想だ。無理なものは絶対無理。という考え方が夢に反映されたのかもしれない。
とにかく俺に干渉するな。具合が悪くなる。何故、宝田明なのかは分からない。
