2008年12月11日

0課の女 -ZERO WOMAN-

zero.jpg以前バイト先で前半だけ見たことがあった、杉本美樹主演の『0課の女』をやっと全部見た。最高に下らなく、最高にバイオレンスで、最高にエロであった。

物語はあってないようなもので基本的にどうでも良い。とにかく格好良い画で、徹底的にバイオレンス&エログロがある。何て素晴らしい。70年代の日本映画、とりわけ東映のプログラムピクチャー系は素晴らしいものが多い。

もちろん飛び道具的な要素だけではなく、映画としても意外とちゃんとしているから面白い。「うまい」と思うシーンが散見できて、本当参考になる。撮影所のシステムがちゃんと生きていたからできた映画だ。

俳優人も良かった。主演の杉本美樹は大好きなピンキーバイオレンスシリーズにも結構出演している、色っぽいお姉さん。これぞ棒読みって感じの台詞も最高だ。赤い手錠(ワッパ)と、赤い拳銃、赤いコートを着こなすそのお姿は感動的ですらある。

娘を誘拐され、シャブ漬けにされレイプされる父親役に丹波哲郎。悪徳刑事に室田日出男(『野獣死すべし』はの刑事役は最高)。荒木一郎も出てる。豪華。

とにかく「ちゃんと間違っている」感じが面白い。今現在でもこの時代の映画の影響を受けた作品を作っている人もいるのだろうけど、何だか狙い過ぎていてどうも好きになれない。この「全力でちゃんと間違っている」感は時代の空気が成せる技なのではなかろうか。

同時に池玲子主演の『スケバン』も到着したのでそちらも楽しみ。