秒速5センチメートル
『秒速5センチメートル』を見た。新海誠監督の、極めて少ないスタッフで制作されたアニメ。
約一時間、とてもせつない話「風」の物語が展開される。何だか雰囲気だけをずっと見せられているようなアニメ。確かにクォリティは高いしよく出来ていると思うのだけど、アニメである意味を見ている間ずっと考えてしまった。別にアニメでなくても大丈夫な気がした。薄っぺらい感動。
やりたかったことは雰囲気だろうから、それは成功している気がするのだけど個人的な好みと照らし合わせるともっと物語が見たかったな。終わり方は良かったのだけど。
キャラクターデザインもどうだろう。ひょっとしたら感情移入させないために木偶の坊的なデザインにしたのかもしれないけど、いくらなんでも魅力がなさ過ぎる。20年前の同人誌に出てくるキャラクターみたいだった。
反則なのは、山崎まさよしの曲。これは本当に良い曲だ。そして良いミュージシャン。端っこの音楽ばかり聴いている俺にもその良さが分かるという。素晴らしく良く出来たサビをひたすら繰り返すこの曲構成。ずっと「泣け!泣け!」と言われている感じだ。エモい。使用しているギターコードもとても複雑で感心した。うまいなあ
