2010年7月14日

とらドラ

少し前に勧められて見た『とらドラ』を完了した。なかなか面白かった。

ツンデレと見た目はヤンキーだが心優しい男の子が繰り広げる恋愛ドラマ。見終わった後は何だか高校生の時に戻ったような、甘酸っぱい気持ちになれた。いや、高校生の時も中学生の時もこんな恋愛経験したことないのだけど、「気になれた」ってのがポイントではないだろうか。

誰しも「高校生の時はこんな恋愛したかった」「こんな風に好かれてみたかった」等の思い入れがあると思う。でも、現実ってのは当然そうは行かなくて、ほとんどの人が「そうだったら良いよね」という気持ちを持って青春を終える。大人になれば嫌でも現実と向き合わなくてはいけないわけで、そんな気持ちはすっかり忘れてしまう。

そこでアニメやドラマ等、「装置」の出番。自分が全く経験したことのないことを、あたかも現実に経験したかの様に追体験させてくれる。「私もこんな時があったなあ」、←いや殆どの場合ないから。という具合になるのではないだろうか。

詰まるところ、『とらドラ』はそれのカタマリだ。かわいらしいツンデレ、明るいのだけど実は影があるスポーツ美少女、素直になれないモデルツンデレ、その全員からモテる主人公。結局当たり前だけど「そうありたかった」という願望が全力で詰まっている。俺もこうなりたい、素直にそう思った。40歳近いけど。

主人公ツンデレの大河、とても良かった。CV(プロっぽい言い方)の釘宮理恵さんの声もかわいい。モデルツンデレの川島亜美も良い。ひょうきん族ネタやクイズハンターネタを平気で繰り出す櫛枝実乃梨も素晴らしい。と言うか制作サイドがどう考えても同世代。つまりキャラクターが良いってことなのだろうけど、全体の物語も良かった。

そして学園ドラマにおける『うる星やつら』の影響力ってすごいと思った。『とらドラ』も思いっきりパロディにしているし。

そして主題歌の『プレパレード』、ものすごい格好良いぜ