2010年8月27日

進撃の巨人

『進撃の巨人』を読んだ。この漫画、とても面白い。久々に独特の漫画を読んだ気がした。

物語は巨人に支配された人類が住む世界。人類は50mの壁を作って100年間巨人の進撃を防いでいたが、遂に50mの壁を凌ぐ大きさの巨人が現れ、街に侵入されてしまう。圧倒的に弱く、残酷に殺戮される人類。その描写も素晴らしい。人類VS巨人という物語なんだけど、発想からして相当面白い。巨人の存在自体が謎というのも面白い。そして巨人の気持ち悪さ。何だか本当に頭が足りない感じで気持ち悪い。

どう見ても巨人は岩明均の影響が伺えるのだけど(ということはロラン・トポールなんだけど)、単なるモノマネに終わっていない全体感がある。全体に漂う「無常観」、かと言って悲観している訳ではなく、極めて前向きに哲学しようとしている感じ。とても『寄生獣』な感じなんだけど、今後違った展開になりそうで期待ができる。

残念ながら画力が今一なので、格闘シーンになると何が何だか分からなくなってしまうのだけど、それを補って有り余る世界観。作者は23歳らしいし、まだまだテクニックも伸びるだろうから本当に楽しみだ。久々に今後が楽しみな漫画が出た。早く3巻出ないかな。色々ウルトラCを見せて欲しい。